大阪と北九州をつなぐ大型フェリー「名門大洋フェリー」
「名門大洋フェリー」の概要
シティライン名門大洋フェリーは、大阪(南港)と北九州(新門司港)を繋ぐ大型のフェリーです。
フェリーは雑魚寝(大部屋で大勢で寝る)するイメージがあると思いますが、名門大洋フェリーは船旅を快適に過ごすことができる様々な客室が用意されています。
もちろん雑魚寝の大部屋で格安で移動することも可能ですし、ちょっとリッチにスイートルームで船旅を満喫することも可能です。
また、船内はキッズエリアや売店・レストラン・ゲームセンター・大浴場などがあり、目的地に到着するまでに寝て過ごすだけでは勿体ないくらい楽しめる施設がたくさん用意されています。
ベテランとなれば、クーラーボックスを持参して宴会をするツワモノもおるで!
「名門大洋フェリー」基本情報
時刻表
※フェリーの時刻は、曜日やダイヤ改正に伴い異なる場合があります。
航路(便) | ダイヤ |
大阪南港発 → 新門司港着 (1便) | 17時00分 → 5時30分 |
大阪南港発 → 新門司港着 (2便) | 19時50分 → 8時30分 |
新門司港発 → 大阪南港着 (1便) | 17時00分 → 5時30分 |
新門司港発 → 大阪南港着 (2便) | 19時50分 → 8時30分 |
お金の情報
- エコノミー 7,630円
- ツーリスト 9,050円
- ファースト 11,150円~14,550円
※Webでの申し込みで、上記料金から20%~30%の割引特典があります(1便2便で割引率が異なる)。
また、それ以外にもお得なキャンペーンを実施している場合があります。
乗り場の情報
「名門大洋フェリー」の個人的レビュー
1日2便あり、それぞれ特徴があります。
ただ、2便のほうがフェリー自体も新しく、1便のほうが少し古い感じがします。
出発時間・到着時間も異なりますので、旅行先のスケジュールによってどちらの便が良いのか判断しましょう。
料金が1便 < 2便なので、部屋の良さも1便 < 2便 の印象です。
※1便と2便により、多少部屋の感じが異なります。
※写真は1便と2便が混在しています。
客室
上記は最も料金の安いエコノミーです。
般的なフェリーのイメージ「雑魚寝部屋」がエコノミーになります。
隣との仕切りや壁が一切無いため、乗船する便や時間帯、同じ部屋になる人によって快適さがかなり変わってきます。
何度も名門大洋フェリーを利用していますが、一度だけ部屋を一人で貸し切りだった(他に乗船客がいなかった)ときがあります。
周囲の音が気になる方は、耳栓やノイズキャンセリング機能のあるイヤホン・ヘッドホンがあると良いでしょう。
上記はエコノミーの次に安いツーリストです。
1人で1ベッドが割り当てられていますので、隣の方を気にする必要がありません。
ただし、隣が気にならないのはあくまで部屋の隅のベッドのみなので、早めの予約で隅のベッドを抑えておくことをオススメします。
隅のベッド以外は、カーテンを開ければ向かいには知らない人が!のベッドとなります。
船内
船内はとても広々としており、持ち込んだご飯やお酒を楽しめるテーブルやイスも多く用意されています。
また、自動販売機コーナーにはカップラーメン用のお湯や飲用水などのサービスもあります。
氷や焼酎をボトルで持ち込み、お湯割りやロックを楽しむベテランもいます。
売店
歯ブラシやタオルなどのアメニティ、スナックやお酒のつまみ、お酒・ソフトドリンク・菓子パン・カップラーメンなど、充実した品揃えの売店があります。
乗船前に準備することができなかった場合でも、売店で大体のものが揃います。
福岡や大阪でお土産を買い忘れても、多少のお土産も販売しています。
お酒やコーヒー、おつまみ、パン、お菓子などは売店でいろいろと売っていますが、少し割高です。
また、揚げ物コーナーは品数も少ないため、すぐに売り切れます。
事前に準備する時間のある方は、スーパーやコンビニなどで晩御飯やおかずを調達しておくのも良いかと思います。
キッズエリア
子供に大人気、狭いながらもキッズエリアがあります。
かなりゴチャゴチャしていますが、様々なおもちゃが用意されています。
大浴場
なんと大浴場もついています。
“大”と呼べるほど広くはありませんが、外の景色を眺めながらのんびりお風呂につかることができます。
お風呂のあとのビールは最高やで!
その他
フェリー内には上記以外にも、ゲームセンターやレストラン、シャワールームもあります。
また、2022年3月28日から新フェリー「フェリーふくおか」が就航しました。
今まで利用していたフェリーと比べてかなりキレイで、快適になっていて驚きました。
大阪~九州・山口県を旅行する際には、名門大洋フェリーを是非利用してみてください。