高松市で体験する源泉かけ流し炭酸ぬる湯と名作平屋建築の温泉
「仏生山温泉 天平湯」の概要
香川県高松市にある「仏生山温泉 天平湯」を紹介します。

『仏生山温泉 天平湯』は、かつて高松藩主の菩提寺である法然寺の門前町として栄えた歴史ある街並みに佇む、洗練されたモダンな佇まいが魅力の日帰り天然温泉施設です。
高松市出身の著名な建築家である岡昇平氏が設計を手掛け、2007年度にはグッドデザイン賞を受賞しており、美術館や現代アートギャラリーを思わせるミニマルで開放的な木造平屋建築が訪れる人々を魅了しています。
大浴場では、旧泉質名で美人の湯として親しまれてきた上質な重曹泉(ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉)を、すべての浴槽において加水を行わない贅沢な源泉かけ流し方式で提供しています。
広々とした内湯をはじめ、ヒノキやヒバの香りが心地よい露天風呂、体温に近い33度前後で微細な炭酸の泡付きを楽しめる低温ぬる湯など、多彩な湯船で贅沢な温浴体験を堪能できる設計です。
さらに館内の食堂・カフェスペースでは、名物の鹿児島県産黒糖を使用した「黒蜜かき氷」をはじめ、スパイスにこだわった特製カレーライスや名物の讃岐うどんなど、湯上がりに嬉しい絶品グルメが豊富に揃っています。
畳敷きの心地よい休憩フロアには「仏生山文庫」として古本が並び、心静かに読書や休息を楽しむ時間も提供されています。
日常の喧騒から離れて心身を解きほぐすのに最適な、香川県を代表する名湯スポットです。
「仏生山温泉 天平湯」の地図情報や最寄り駅からの距離、アクセス方法などの基本情報から、個人的なレビューやお金の情報など、旅行を計画する上で参考になる情報を紹介しています。
「仏生山温泉 天平湯」の基本情報
| スポット名称 | 仏生山温泉 天平湯 |
| 住所 | 〒761-8079 香川県高松市仏生山町乙114−5 |
| 営業時間 | 9時00分~0時00分 (曜日による) |
| WEBサイト | https://busshozan.com/ |
| 備考 | 営業日・営業時間など最新の情報は公式 HP をご確認ください。 |
琴電琴平線 仏生山駅からの距離 650m

仏生山駅から徒歩 10 分
※2024年03月時点の情報
「仏生山温泉 天平湯」の個人的レビュー

グッドデザイン賞に輝く美術館のように美しく洗練された名作建築

外装も内装もオシャレすぎる!?近代的な建物が特徴の温泉施設
初めて『仏生山温泉 天平湯』の前に到着したとき、ここが日帰り温泉であることに驚かない人はいないと思います。
本当にお風呂か?と思ってしまうような、近代的でオシャレな外観。
外観は昔ながらの瓦屋根の銭湯とはまったく異なり、直線美と木材の温もりが美しく調和したスタイリッシュな現代建築です。
まるで現代アートの美術館や洗練されたギャラリーのような平屋の佇まいは、周囲の静かな住宅街にも見事に溶け込んでいます。
建物内部に一歩足を踏み入れると、視界の奥へと真っ直ぐに伸びる細長い廊下の開放的な空間に驚かされます。
建物の中も余計なものが無く、とてもシンプル。
建物や家具が無印風で統一されていて、とても落ち着く空間となっています。
大浴場や脱衣室の仕切りには大きなガラス戸が大胆に採用されており、内と外の境界線をほとんど感じさせない見事な造り。
畳敷きの長い廊下で古本に没頭できる至福の文庫コーナーと寛ぎ空間

休憩スペースの心地よさも、『仏生山温泉 天平湯』の大きな見どころです。
フロント受付から大浴場へと続く細長い通路に沿って、広々とした本物の畳が敷き詰められた小上がり空間がどこまでも続いています。
靴を脱いで畳の上に素足で上がるとイ草の優しい香りが漂い、旅の途中でゴロリと横になって手足を伸ばせるのは本当に贅沢です。
そして壁一面に造り付けられた棚に目を向けると、文庫本や単行本が美しく並ぶ「仏生山文庫」と呼ばれる本棚があります。
ここには文学小説やエッセイから建築デザイン関連の専門書、旅情をそそる漫画まで幅広いジャンルの古本がぎっしり揃っています。
施設を訪れた人は誰でも自由に本を手に取って読むことができ、気に入った本があればその場で購入して持ち帰ることも可能です。
旅行に来たという感覚よりは、くつろぎの場として活用するのが良さそうです。
加水なしの贅沢な源泉かけ流しと黄金色に輝く極上美肌の重曹泉
『仏生山温泉 天平湯』の大浴場に一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは中央に鎮座する広々とした大きな内湯です。
浴槽の縁からは新鮮な源泉が惜しみなく溢れ出しており、贅沢なかけ流しの光景に温泉好きなら誰もがテンション爆上げになるかと思います。
そっとお湯に身体を沈めてみると、その瞬間に全身を包み込む独特の肌触りに驚きます。
お湯はとろりと滑らかで、まるで上質な美容液の中にそのまま飛び込んだかのような極上の感触。
旧泉質名で重曹泉と呼ばれるナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉は、皮膚の古い角質を柔らかくして余分な皮脂をやさしく落としてくれる作用があるそう。
『仏生山温泉 天平湯』では、すべての浴槽において加水を行わない純粋な源泉を使用しているのが自慢とのことです。
微細な炭酸の泡が全身を包み込む絶妙な湯温の至福炭酸低温ぬる湯
『仏生山温泉 天平湯』の露天風呂エリアへと進むと、一番奥に一段低く設けられた特別な浴槽が目に入ります。
炭酸低温ぬる湯風呂。
最初に足を入れた瞬間は少しひんやりと感じるかもしれませんが、肩まで浸かって静かにじっとしていると驚きの変化が訪れます。
お湯の中に豊富に含まれている目に見えないほどの微細な炭酸ガスが、浸かっている肌の表面にびっしりと付着し始めます。
気がつけば腕やすねの細かな産毛の一本一本にまで、細かな気泡が無数にまとわりついて感動?面白い?です。
この炭酸の微細な泡が皮膚をやさしく刺激しながら血行を穏やかに促してくれるため、ぬるい湯加減でありながら身体の芯から温まります。
お湯の温度がぬるめの設定なので、長時間入ってリラックスできるのがいいですね。
ヒノキとヒバが心地よく香る青空と四季の中庭を望む極上露天風呂
『仏生山温泉 天平湯』の露天風呂エリアへ出ると、そこには街中にある日帰り温泉とは思えないほどの静寂と開放感が広がっています。
露天風呂の浴槽の縁や周囲のデッキ部分には、上質なヒノキやヒバの無垢材が贅沢にあしらわれています。
お湯に浸かりながら深呼吸をすると清々しい木の芳香が鼻腔をくすぐり、それだけで日頃の緊張が解きほぐされていくのを感じますよね。
濡れた木肌のやわらかな感触は手足や素肌にとても心地よく、天然木ならではの温もりが心を穏やかに落ち着かせてくれます。
露天風呂の中央には四季折々の草木が美しく手入れされた情緒ある中庭が配置されており、自然との一体感が見事に演出されています。
湯船から見上げると高い塀の上に四国の澄み切った青空がどこまでも広がり、心地よい風が湯煙をやさしく揺らしていきます。
昼間には柔らかな太陽の光が水面に反射してキラキラと輝き、揺れる木々の葉を眺めながらのんびりと開放的な湯浴みを楽しめます。
名物の濃厚黒蜜かき氷とスパイス香る本格特製カレーの絶品グルメ

贅沢な温泉と静かな読書時間を満喫した後は、館内に併設されている食堂・カフェスペースへ立ち寄るのもオススメ。
『仏生山温泉 天平湯』を訪れたなら絶対に味わっていただきたい不動の名物メニューが、季節減自家製の濃厚な黒蜜かき氷です。
運ばれてきた器にはきめ細かく削られた純氷がこんもりと盛られており、鹿児島県産の良質な黒糖を使用した黒蜜がたっぷりかかっています。
スプーンですくって一口頬張ると氷が口の中でふわっと雪のように溶け、上品な黒糖のコクと練乳の優しい甘みが口いっぱいに広がりますよね。
器の底にはモチモチとした弾力のある手作り白玉が添えられており、火照った身体の隅々まで染み渡る至福。


さらに甘味だけでなく、スパイスの配合にこだわった自家製カレーや出汁の香りが食欲をそそる讃岐うどんなど食事メニューも充実しています。
辛口コメント
『仏生山温泉 天平湯』は大変素晴らしい温泉ですが、時間帯による混雑と設備の狭さには注意が必要です。
洗練された意匠を最優先しているため、大浴場の湯船や洗い場、脱衣所のドライヤー台数は比較的少なめ。
そのため休日の夕方など混雑時に重なると、洗い場で行列ができたり湯船で肩を寄せ合うことになります。
あと、湯温がぬるめなので、熱めのお湯が好きな人には物足りないかもしれないです。
あとがき
高松旅行を計画するときに、温泉目当ての方は少ないかもしれません。
けど、やはり香川に来たらうどん巡りをしたいと思うので、うどんを食べ続けるその合間に温泉で整えてからさらに巡るのも良いかと。
大変良い湯加減でした!

高松でこんな素敵な環境で温泉に浸かれるなんて、極楽やで!
「仏生山温泉 天平湯」のおまけ情報
周辺スポット
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お土産の情報
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